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ピアノってどんな楽器?

親子でピアノ

楽器というとピアノを思いだす方も多いのでは?というくらいポピュラーな楽器です。都市部では、ピアノ以外にもヴァイオリンやドラム、サックス・オカリナなどなど様々な楽器の習い事がありますが、地方では音楽教室というと多くがピアノやエレクトーンのことを指しているように思います。

平成28年社会生活基本調査によると、未就学児(10歳以上)から大学院生の中で27.4%が趣味で楽器演奏をしているとのことです。10人のうち2~3人が何らかの楽器演奏をしているとなると、結構多いんだなぁ……と思いました。

私が学生時代は、教室にはオルガンが、音楽室にはグランドピアノが必ずおかれていたように思います。なので、多くの方が1度は目にしたことがあると思います。

とはいえ、機械がなくピアノに触れたことがない…昔のことなので忘れてしまったという方もいると思います。そこで、ここではピアノがどんな楽器なのか?ということを一緒に復習しましょう。

ピアノとは?

ピアノの原型は、1700年代にイタリアのバルトロメオ・クリストフォリ・ディ・フランチェスコが発明したとされます。(詳しい年代は明らかになっていません)楽器として利用されるようになったのは18世紀交換からで、当時のピアノの鍵盤は54鍵でした。(現在の一般的なピアノの鍵盤数は88鍵)

ピアノの正式名称は、クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ(イタリア語)です。

クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテとは、小さい音と大きい音を出せるチェンバロという意味です。

ピアノが誕生する前にあった鍵盤楽器のチェンバロは、弦をはじいて音が鳴る仕組みのため音の強弱をつけられませんでした。ピアノは弦を叩いて音を鳴らすため、音の強弱をつけることができます。

貴族ための音楽が大衆化したのは?

1790年から1860年頃、産業革命があった時期に貴族のものだった音楽が大衆化し集客数が多いホールが多く作られました。音楽が大衆化したことでピアノ工業が大きく発達しました。音量が大きくより響くピアノが求められ、グランドピアノが生まれました。その約100年後にアップライトピアノも開発されました。

54鍵だったピアノは、今では88鍵盤が標準となり、19世紀末には現在のピアノが完成しました。

モーツァルトやベートーヴェンが活躍した時代の楽器は、現在のように大ホールでも響くピアノではなかったそうです。

ピアノの特徴

ピアノの鍵盤
  1. 鍵盤を押せば音が鳴る
  2. 音が一目でわかる
  3. 音域が広い
  4. 独奏も伴奏もアンサンブルもできる
  5. 持ち運びできない

鍵盤を押せば音が鳴る

ピアノは鍵盤を押すだけで音が鳴るので、老若男女問わず音を鳴らすことができます。また音が決まっているので、必ず正しい音が鳴ります。

例えば、トランペットやクラリネットなどでは息を吹き込んで音を出しますし、音は指のポジションや口の形などで変わります。音を合わせるのにも技術が必要です。

なので、誰でも始めやすいのではないでしょうか。

音が一目でわかる

88ある鍵盤を押すだけなので、わかりやすいです。左側が低い音、右側は高い音になります。

音域が広い

楽器の王様と呼ばれるピアノ。低音から高音までカバーし、ピアノほど音の幅がある楽器はありません。なので、ピアノでオーケストラができるなんて言われることもあるそうです。

独奏も伴奏もアンサンブルもできる

1人で演奏するときは、左手で伴奏を、右手でメロディラインを弾きます。伴奏やアンサンブルもできるので、なんでもOK。一人で楽しむこともできるし、誰かと演奏して楽しむこともできます。

(もちろん他の楽器でも、1台でメロディラインを演奏することができますが、ピアノのような伴奏付きでは演奏できません。)

持ち運びできない

ピアノは大きいので基本的には持ち運びできません。ピアノがあるところに演奏者が移動するという形です。

※キーボード・電子ピアノの小型サイズもあるのでそういうものであれば持ち運びが可能な場合もあります。

ピアノの種類

現在ピアノは3種類あり、

  • アコースティックピアノ
  • 電子ピアノ
  • シンセサイザー

に分類されます。

アコースティックピアノ

アコースティックピアノは、グランドピアノやアップライトピアノのことを指します。指で鍵盤を押し、その力でハンマーが動き弦を叩くことで音が出ます。打弦による振動、叩いた弦以外の弦の共鳴も加わり響きます。

グランドピアノ

グランドピアノは、水平方向に響板があります。鍵盤を押したときに、水平に張られた弦を下からハンマーが叩き、素早く元の位置に戻ります。鍵盤を連打してもスムーズに音が鳴ります。グランドピアノにも様々な大きさがあり、サイズが大きくなるほど弦が長くなるため振動が大きくなりよく響きます。

アップライトピアノではできない演奏技術もあるため、プロを目指そうと考えている方や音大受験を控えている方などは、グランドピアノを選択された方がよいかもしれません。

アップライトピアノ

アップライトピアノは、地面に垂直に弦を張っています。ハンマーが横から弦を叩くことで音を出し、ネジの力でハンマーは元の位置に戻ります。構造上、ハンマーの戻りに少し時間がかかるため、鍵盤を連打すると音が抜けてしまうことがあります。

高さは120cm〜130cmほどで、設置場所にあまりスペースを取らないため多く普及している縦型のピアノです。アップライトピアノは趣味でピアノを弾く方やピアノを始めたばかりの方に最適です。

電子ピアノ

アコースティックピアノの鍵盤のタッチや音色を再現した電子機器で、88鍵盤が一般的です。アップライトピアノと似たような形のものが多いですが、グランドピアノと似た電子ピアノもあります。また、ライブハウスや音楽ステージで目にする機会もあるキーボードタイプの電子ピアノもあります。

電子ピアノは生ピアノ等の音があらかじめ録音されており、鍵盤を押したときに再生する仕組みです。音量調節ができヘッドフォン利用ができるので、時間帯を気にせずに利用できるメリットがあります。また、調律の必要はありません。

シンセサイザー

シンセサイザーは、デジタルミュージックに適した機能が備わった電子ピアノです。鍵盤のタッチは軽く、様々な効果音を用いることができ、音を切り替え、音を重ねるなど多岐にわたる機能を有しています。鍵盤数は88鍵以外にも、76鍵など様々なサイズがあります。

昨今は、ステージピアノと呼ばれるピアノのタッチを再現しつつ申請サイザーの機能を有したモデルもあるため、その線引きは曖昧になりつつあります。